さて。お待たせしました。試合開始です。
*動画は全て同じ動画ですが、それぞれみてほしい部分を時間指定しているので、間違えて同じ動画を貼りまくっている訳ではありません。

青陣地がCloud9、赤陣地がAHQです。

おさらいですが。
C9はとにかく耐え、集団戦では2体のアサシンにVeigarとTristanaを殺させないことが重要になります。

AHQは如何にVeigarのスタックを貯めさせず。WestdoorがRoam出来るか。そして集団戦ではタイミングを合わせてEngageしCarryを即落とせるかが勝利への鍵になります。

見所となりそうなところを紹介していこうと思います。

まずは開幕からレーン開始くらいまで。


開始直後は特に大きなInvadeはなし。それぞれ自チームのJGとRiverにWardを指す。

C9はSwapを選択。Bot二人がTOPレーンへ。これはGPの対面がDariusなので妥当です。
そして、二人がAHQ側のJGに入りゴーレムを狩りますがAHQはそれを無視。最序盤には特に何も起こりません。

C9はTOPJGの二人で青バフ、蛙(TOP側)を狩ります。青バフスタートした理由はMidに早い段階で青バフを渡すため(二回目に沸くのが青>赤の順になる)や、Bot側に圧力をかけるためでしょう。

そして、AHQも同様にJGとTOPで赤バフサイド(TOP側)を狩ります。
その後それぞれのTOPはRecallしレーンへ向かいます。

AHQのBOTのKalista、Braumは蛙を狩り、レーンに向かいますがBraumはそのままC9の赤バフにワードをさし、MIDへ向かい裏からスキルを打ちますがVeigarは冷静に回避し終了。
早くもVeigarに圧力をかけ始めます。

そして、BotにKalistaが見えたためMorganaはBotへ向かいます。これは、相手がSwapしてきないためにGP一人だとBotが厳しいのでフォローに向かうためです。Swapした際には、ADC SUPの二人で対面のTOPを封殺するというパターンもありますが今回はAHQ側が二人でBOTに来たのがわかったのでC9側もSUPはBOTへと向かいました。

さて、ここまでが最序盤の動き。特に激しい動きはなく静かなスタートといった感じです。



さて、少ししてMidで動きがあります。試合時間でいうと4分ちょっと(動画だと17:45秒くらいから)です。MIDがLv4になったタイミングです。Fizzが始めに強気に出て来るのはちょうどこのLv3、4くらいです。スキルが一通り揃ったタイミングでオールインして攻める。これがFizzというチャンプの一般的なセオリーですね。
このタイミングでC9のJGはかなり控えめな位置で待機、Qでブリンクした時に顔を出しFizzを撤退させます。さらにFizzがEを使ってしまい、Veigarはこのタイミングでスタンのフィールドを出します。これによりFizzはFlashを落とすことに。
このプレイはAHQの作戦に大きな影響を与えたのではないでしょうか。いくらFizzとはいえ相手がスタンからのワンコン系チャンプ、Flashがなければ少しセーフティにならざるを得ません。そして、Lv6という彼らのチームでのひとつのキーとなるタイミングでFlashがないためにRengarがGankに来ても追撃しきれず、Veigarに逃げきられる可能性が高くなります。



さて、そうは言うもののFizz、Rengarで一度もKillをとれない何てことは許されません。試合時間8分(動画21:20)ついにRengarが牙を剥きます。レーンの奥からULTを使い迫ってきたRengarがVeigarにFlashからのスタンをかけます。Veigarもスタンが解除されると即FlashしますがFizzのULTもありダウンします。すぐにC9のLeeも駆けつけてはいますが間に合いません。
むしろあれを避ける方法を教えてほしいですね。あの位置からこられるとPinkなんて仕事しませんしあれに反応するなんて多分Fakerでも無理でしょう。

ですが、彼らがVeigarをKillへと持ち込めたのはこの一回。ちなみにVeigarはTPが上がっていたので即ファームに戻ることも可能でした。(実際にTPすることはありませんでしたが)
さらに、RengarのGankでKillが決まったのもこの一回のみです。
LeeもGankを決めていませんが、彼の仕事はVeigarを守ることです。今回に限っては、敵を逝かせるのが仕事ではありません。

例えば動画24分頃。再びRengarはVeigarを狙いにいきますが。超セーフティな動きをしながらCSとスタックをためていけるVeigarの前にすることがありません。レーン奥からが無理だと判断するとサイドブッシュからトライしますがびっくりマークが出てしまい決まりません。

これをみるとRyze、Rek'saiやEliseだった理由がわかりますね。Ryzeは対象指定CCからJGと共にワンコン、Rek'saiは打ち上げトンネルでの離脱、Eliseはスタン、ULTなどでのタワーしたGankを警戒してですね。Veigarを半ば無理やり惨殺出来る可能を持ったチャンプ達です。残念ながらRengarではその役には役不足でした。

ならなぜもっとガンガン行かないのか。それはC9な構成が完全にVeigarをレーニングで守る体制だからです。タワーダイブをしたさきに待っているのはGPのULT、Leeの援護、最悪MorganaのQ達です。片道切符のRengarではアグレッシブにいくことすらゆるさない構成でした。

さて、両者共に警戒しあいかなりゆったりした展開になったこの試合ファーストドラゴンをとったのはC9でした。

試合時間12分(動画25分)C9がBOTのファーストを取ります。

ここでRengarがMid付近にC9がおいたPinkに見えます。すかさずHaiはフォローに向かいますがRengarは来ません。

RengarはTOPにタワーダイブへ。しかし、それをワードで見ていたC9は即ドラゴンを開始しファーストドラゴンをゲット、さらにGPが樽とULT、VeigarのTP(結果的には止められましたが、TPのモーションで敵は完全に断念)で上手くタワーダイブを交わします。
やはりBallsは、D2のレベルではありません。

BOTが一本折れ、ドラゴンをとれたことでC9は Mid Groupが可能になり、試合が動き始めます。



次に試合が動いたのは

Midの1stタワー下でVeigarのスタンにKalistaが捕まってしまいダウン、その流れで1stタワーを取られさらに2ndタワーでもBraumが捕まりタワーのHPをほとんど削られます。

Braumに関してはかなり迂闊な動きだったとおもいます。いくらDariusが寄ってきているとはいえ、これは確実に諦めて下がっておくべきでした。



ここはCloud9が一瞬危なかったシーンです。
VeigarがFizzのULTを受けFlashで後退、Leeも危うく捕まってしまうところでした。Cloud9はGPのULTと素早い後退で特に問題なく切り抜けます。
が、このシーンでAHQは一つしかないTPを切ってしまいました。これが次のWestdoorの居ない状態でのEngageに繋がります。





そして試合を決めたといってもいい集団戦からラストまで
BOTでBallsがWestdoorのFizzにキルされたのをみた瞬間HaiがInsecに変身しました。
見事なタイミングでQ→Q飛び付き→ワードジャンプ→ULT
すごく動きかたが丁寧でした。
これでDariusを捕まえKillほぼ4v3の状況での集団戦が始まります。
このときDariusは蹴られた先でスタンフィールドの中に入ってしまい何も出来ずに回りから一方敵に落とされます。Cloud9が考えたようにVeigarはDariusにとって天敵だったようです。


Veigar、Tristana、Morganaは固まって動きました。
Rengarがいることがわかっているためです。実際にRengarはダメージを与えきれずFlashで離脱。
そして続いてFizz。Fizzはかなりのダメージを与えますが当然その部分では3v1なので即ダウン。もしほぼ同じタイミングでFizz Rengarの二人で出来ていれば可能性はあったかもしれません。
が、それをわかっていてCloud9はアサシンの片方が居ないタイミングで仕掛けました。
バラバラにさえ来てくれれば対処は充分可能だと。
AHQは1killで3kill、Baronを交換してしまった訳です。

Cloud9はBaronのBuffを使いMidのインヒビタワーに攻め込みます。
と、動画35:50くらいにTristanaがおいたPink Ward。これが劣勢のAHQにとどめをさしました。Leeがそこに見えたRengarにすかさずQ→飛び付き→PinkにW→ULTで味方の方へ蹴り飛ばします。
この状況ですが他のメンバーより撤退が少し遅れていたので一歩間違えればLeeだけ孤立してしまう可能性がありました。
その一瞬での判断力はすごいと思います。


さて、このキックから始まった集団戦でRengarに、VeigarのスタンにかかってしまったDariusもダウン。

そのままBaron BuffにTristanaがいるのもあり、Game End。Cloud9はAHQから一勝目を上げます。

この試合はHaiの見事なEngageももちろんですが、Rengar相手でのMid ADCの序盤からの安定したファーム。
そして全体を通じてVeigarのスタンからのMorganaのQやその逆などのCCチェインがとても強力だったように思えました。
何かに捕まえてしまうとそのまま確実に一人を落とせる構成でした。
そして、Veigarを使うIncarnati0nのスタンフィールドの使い方がとても上手かったです。Kalistaをタワー下でKillしたシーンでも、最後のFizzを落としたシーンでも相手の動きを完全に読んでのスタンだったと思います。

そして、AHQ側はRengarが機能しきらなかったこと、少しVeigarのスタンにたいして迂闊だったこと。などが敗因でしょう。個人的にはRengarでなくGragasにしてBraumも呼んで三人でタワー下で無理やりKillをするくらいのことが必要だったのではないかと思います。Gragasならば彼らの強力なゾーンを無理やりULTで分断することも可能です。


グループ最下位予想の人が結構いたCloud9がいきなり奇抜なPickで勝利し盛り上がった一戦でした。この試合をみて私もかなり「Cloud9いけるやん!」とテンションが上がりまくっていました。


試合本編はどうしても考察でなく動きの紹介みたいになってしまいました。次回からはもっと考察よりの記事がかけるように努力します。読んでいただきありがとうございました。